2024-02

2024・2・6(火)アクセス数400万への御礼

 有名タレントのブログでもないし、有名政治家でのブログでもない、こんな見かけも内容も地味なブログなのに、いくら16年継続の故とはいえ、400万アクセス(左上カウンター、これまでの訪問者数欄)などという数字に達することができたのは、ひとえに立ち寄って下さる方々のおかげです。ありがとうございます。
 ブログを始めた初日のカウンターは、たしか「000006」だったか「000008」だったか・・・・どうせ100万なんてあり得ないよ、と管理人を引き受けて下さっている友人の女性と相談して、最初はカウンターも3ケタしか用意していなかったほどですから。
 この日記、いつまで続けられるか判りませんが、まあ、書ける間はやって行こうと思います。心から御礼申し上げます。

2024・2・6(火)高関健指揮富士山静岡交響楽団 東京公演

      東京オペラシティ コンサートホール  7時

 ブルックナーの「交響曲第8番」を携えて乗り込んだ富士山静岡交響楽団。旧静岡交響楽団(1998年創立)が、2021年4月より一般財団法人として現名称になっていることは周知の通り。英語表記名称はMt.Fuji Philharmonic Orchestraである。本拠地は静岡市清水文化会館マリナート大ホールだが、アクトシティ浜松の中ホールでも定期公演を行なう。
 現在の首席指揮者は高関健。

 私もこのオーケストラを以前から何度か聴いているが、あの静響がついにこんな大編成の「ブル8」をやる時代になったか、と今日は一人で勝手に感慨に浸っていた次第だ。なにぶんあの編成だから、客員奏者を多く入れているのはやむを得ないが、しかしこういうレパートリーへ手を拡げるといった姿勢そのものに大きな意味があるだろう。

 もっともそこには、ブルックナーの「版」の研究にこだわる高関健の思惑も絡んでいるのではないかと思われるフシもあって━━彼はこの秋、シティ・フィルの定期(9月6日)で、例の新全集版ホークショーの校訂版第1稿を演奏すると発表しており(何と今日のプレトークでもそれを言った!)その前哨戦として今日は「ハース版」を演奏することにしたのではないかと・・・・。

 なおこの「ハース版」という言葉にもマエストロ高関はやかましく、「ハース校訂による原典版」と呼ぶべきだ、と言って譲らない。私も以前、彼の演奏会のプログラム解説を書いた際に、そう注文をつけられたことがある。

 余談はともかく、今日のその演奏では、流石に高関健らしく、この富士山静岡響から厚みのある力感豊かな演奏を引き出していた。全曲の演奏構築の持って行き方、繰り返される起伏を以ってクライマックスに導いて行く手法など、実に巧いものだと思う。
 オーケストラの方も、第1楽章(彼の独自の研究に基づき、冒頭5~6小節目のクラリネットはカットされた)ではホールに少し馴染まないような感もあったものの、楽章を追うごとに緻密な響きを増して行った。

 藤原浜雄がソロコンサートマスターを務める弦楽器セクションも、第3楽章では瑞々しく美しいアンサンブルを聴かせてくれたし、オーケストラ全体がこの楽章での演奏を今日の白眉としていたような感さえあったのである━━終結個所における弦とホルンおよびワーグナー・テューバ群との対話も情感にあふれていた。他にオーボエの1番奏者もなかなか見事だったと思う。

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