2024-03

2012・3・27(火)地方都市オーケストラ・フェスティバル 秋山和慶指揮広島交響楽団

    すみだトリフォニーホール  7時

 地方都市オーケストラ・フェスティバル最終日。
 広響はエルガーの「チェロ協奏曲」、ブリテンのイギリス民謡組曲「過ぎ去りし時・・」および「シンフォニア・ダ・レクイエム」という、渋くマニアックな、しかし意欲的かつ個性的なプログラムを持って乗り込んで来た。

 広響の演奏は、このところ広島で聴く機会がいくつかあったものの、トリフォニーホールで聴くのは、何年ぶりだろうか。もともと目覚しく腕を上げている広響だが、広島のホールよりはこちらの方が音響効果も良いので、オーケストラの音も残響を伴っていっそう壮麗に聞こえる。

 「チェロ協奏曲」など、いかにも美しい。マーティン・スタンツェライト(広響首席奏者)のソロも陶然たる趣きで流れて行ったが、ただもう一つ自由な感興と歌に物足りぬところも感じられたのは、この人のオーケストラ首席としての体質ゆえか。
 後半のブリテン2曲と、アンコールでのエルガーの「威風堂々第5番」では、秋山和慶のきわめて整然たる指揮が、曲想に合致したところもあり、生真面目になりすぎたところもあり・・・・。

 ロビーでは、もみじ饅頭やらバッケンモーツァルトのザッハトルテやら、広島の名物を販売中。山形交響楽団もこのテをよく使っているが、ほんのりした雰囲気があって好いだろう。「どうぞお買い下さい、この日のために用意して来ましたよ」という、マニュアル的でない売り文句はいい。
 といって、プンプン匂う煮干の袋を買って客席に入るのも気が引ける。そこでトリフォニーホールの知人の女性に頼んで買っておいてもらい、終演後に受け取るということに。

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