2024-03

2012・5・3(木)ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(4)
ウラディスラフ・チェルヌチェンコ指揮カペラ・サンクトペテルブルク

  東京国際フォーラム ホールB7(チェーホフ) 8時

 500年の歴史を誇り、現在は60人近い編成を採る素晴らしい混声合唱団。

 満員の大ホールのあまり良くない席に押し込められて聴いたナントにくらべ、今日は800席程度の手頃な広さの会場だったため、豊麗でふくらみのあるハーモニーが存分に楽しめたような気がする。
 今日のプログラムには宗教的な作品はほとんどなく、スヴィリドフやガヴリーリンの劇付随音楽やカンタータなどからの抜粋合唱曲、それにロシア民謡3曲といったプログラムだった。

 中でも「12人の盗賊」という民謡のソロを歌ったバス歌手の気品ある雄大な、しかも温かい人間味を湛えた堂々たる深みのある低音がずば抜けて素晴らしい。これを支える合唱の美しいハーモニーと相まって、曲が終って拍手が起こるまでのほんの僅かの間には、客席から嘆声と軽いどよめきさえ聞こえたほどである。
 「鐘の音は単調に鳴り響く」でのテノール・ソロを囲む合唱のハーモニーの豊かさも忘れがたい。

 これも、「ロシアの合唱」の厚み、壮大さ、温かさを満喫させてくれた演奏会。

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