2024-03

2012・5・4(金)ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(5)
シネ・コンセール プロコフィエフ:「ピーターと狼」

   東京国際フォーラム ホールA(プーシキン) 午前10時

 ナントでは取材陣のみんなが絶賛していた「映画と生演奏によるピーターと狼」――私はその時には見られなかったのだが、今回初めて観て、なるほどこれは良く出来ているし、面白いものだと感心した。

 映画の方は、スージー・テンプルトン監督によるアニメだ。
 主人公のピーターは少し目付きが悪く、屈折した感じの子供に見えたが、それより猫と狼の表情が実にリアルで生き生きしているのが面白い。最後はピーターが狼を逃がしてやり、「自然の保護、和解の精神」を謳うといったストーリーがミソであろう。
 ナレーションは一切無く、映像上映と演奏だけで構成する仕組。狼が小鳥やアヒルや猫を追い回す場面など、さすがに映像はナレーションよりも迫力がある。

 演奏していたのは、LFJ来日オーケストラ軍団の中核をなす、ドミトリー・リス指揮が指揮するウラル・フィルハーモニー管弦楽団。今日の演奏は珍しくまとまりが良かった。

 この5000人収容の「ホールA」、PAを使わないとうしろまで聞こえないとか何とか、評判があまりよろしくないが、1階席前方10列あたりまではナマの音が意外と良い音質で聞こえることが判明。今日は初めて8列目で聴いたのだが、ウラル・フィルの弦がすこぶる柔らかく、きれいに聞こえたのであった。

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