2024-02

2012・6・8(金)エフゲニ・ボジャノフ・ピアノ・リサイタル

   サントリーホール  7時

 ブルガリア生れ、2010年エリーザベト国際コンクール第2位、同ショパン国際コンクール第4位、今年28歳の若手。
 来日歴は2回くらいなのに、大変な人気である。特に女性の聴衆が多い。

 プログラムは、前半にショパンの「舟歌」と「ソナタ第3番」が置かれていた。後半にはシューベルトの「12のドイツ舞曲」とドビュッシーの「レントより遅く」「喜びの島」が続けて演奏され、最後にスクリャービンの「作品38のワルツ」とリストの「メフィストワルツ第1番」が演奏された。アンコールはショパンの「華麗なる大円舞曲」、シューベルトの「セレナード」(リスト編)、ショパンの「英雄ポロネーズ」。

 ヤマハのピアノをかなり明るい音で響かせていたが、ショパン・コンクールの際にスタインウェイを使って弾いた彼の演奏を聴いた人は、「あの時はもっとキラキラする音だったのに」と言う。

 それはともかくとしても今夜、「舟歌」や「ソナタ」が、割り切った明晰な音色と表情で開始され、いかにも若者らしい勢いのよさを感じさせた点は、決して悪いものではない。
 ただ、その勢いがそのうち単調になり、音楽が一本調子になってしまう傾向があるのが問題だ。だから、シューベルトやドビュッシーの作品になると、演奏がいっそう淡彩で単調なものに聞こえてしまうのである。そして、緻密さがもう一つ欲しいところであろう。スクリャービンとリストでは、多少は盛り返していたが・・・・。

コメント

6/2日に兵庫芸文で聞きましたがチケットも安く満員でした。
曲目はアンコールとも同じで、最初の「舟歌」は聴くほどに強音の音色が物足りないと感じたのは、ピアノのせいだった?。そのあとの3番は今までナマで聞いたことが一番多い曲だけれど特に2楽章の融通無碍のような表現に感心しました。
後半はプログラムが意味不明な感じで楽しめたのはリストぐらい。アンコールは3曲とも良い出来ばえで、今度はスタインウエイで聞きたいものだ。cdは2枚ほどしかでてないようだが、サイン会では佐渡に負けないぐらいの列が並んでいて、さすが女性は目が高い。曲目的には6/3日びわこホールのほうがよかったようです。

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