2024-03

2015・3・14(土)神戸市室内合奏団

    紀尾井ホール  2時

 1981年、神戸市により設立された合奏団で、一時はゲルハルト・ボッセが音楽監督を務めたこともある。現在の音楽監督は岡山潔(ベートーヴェン・ハレ管弦楽団コンマス、読響コンマスを歴任)である。
 以前から評判はよく聞いていたのだが、ナマで聴くのは、実は今回が初めてだ。

 今日はシューマン・プロで、「メッシーナの花嫁」序曲、「ヴァイオリン協奏曲」、「交響曲第2番」という大編成。
 本来は弦楽主体のオーケストラだというから、今日のメンバーのどこまでが正規団員なのかは判らないけれども、とにかく白井圭をコンサートマスターとする弦楽セクションはよくまとまっている━━ということは、管楽器セクションがかなり粗いという意味にもなるのだが。

 指揮は、今年30歳の石川星太郎(せいたろう)。東京藝大出身で、今はデュッセルドルフで修行中とのこと。序曲と協奏曲ではどうということはない指揮だったが、交響曲になると俄然、羊が狼になったような趣を呈し、力とエネルギーの噴出する指揮で、この交響曲の劇的な要素を引き出してみせた。
 先頃読響を指揮した時(TV用演奏会など)の関係者の評判も至極よかったようなので、これから注目されてしかるべき指揮者だろう。

 協奏曲のソロは、岡山潔。老練、風格の語り口。名手は健在である。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

https://concertdiary.blog.fc2.com/tb.php/2108-7f785b93
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

























Since Sep.13.2007
今日までの訪問者数

ブログ内検索

最近の記事

Category

プロフィール

リンク

News   

・雑誌「モーストリー・クラシック」に「東条碩夫の音楽巡礼記」
連載中