2024-03

2008・8・5(火)フェスタサマーミューザKAWASAKI/
尾高忠明指揮東京フィル

   ミューザ川崎シンフォニーホール

 ラフマニノフ・プログラムで、「ヴォカリーズ」「パガニーニの主題による狂詩曲(ソロは小山実稚恵)、最後に「交響曲第2番」。

 尾高は英国音楽にも定評があるが、こういうラフマニノフのような、情感に重点をおいた作品を振っても実に巧い。特に「第2交響曲」は、ぎっしり満員の客席を大いに沸かせた。「ラプソディ」を弾いた小山もいつもながらの強靭なピアノで、頂点に向けてクレッシェンドしていくあたりの音楽の昂揚など、気持のいい迫力である。

 今日は久しぶりに2階正面2列目で聴いたが、この位置は――オーケストラのウラのウラまで聞こえてしまうほどの近さはいいとしても――不思議にホールの残響が聞こえず、響きがドライになり、しかも低音域が薄くなるという傾向がある。3階席ではこんなことはないのだが。
 ちなみにこの「フェスタサマーミューザ」は、東京・神奈川のプロ・オーケストラ計9団体を総動員したフェスティバルで、今年はその他に洗足学園音大の打楽器アンサンブル、オルガンと打楽器、いくつかの教育プログラムなども入っていた。客の入りも上々とのこと。7月19日から始まっていたものなので、今週で終る。9日午後のスダーン指揮東響が千秋楽だ。

コメント

ヴォカリーズ好きです。
本当にきれいなメロディですよね。

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