2024-02

2008・9・29(月)ハーゲン弦楽四重奏団

  浜離宮朝日ホール

 ハイドンの「五度」、ドビュッシーの「ト短調」、ベートーヴェンの「Op.135」。アンコールとして翌日演奏予定のプログラムから、ラヴェルの「ヘ長調」とドヴォルジャークの「第14番」より楽章一つずつ。

 昔は、上手くてエネルギーはあるけれども何か心に迫るものがいま一つ、と感じさせたこのカルテットだったが、最近は随分味が出てきた。アンサンブルを含む演奏スタイルにも、以前に比べ、良くも悪くも自由さが加わったようである。「Op.135」など、1990年の録音と比べて演奏の骨格はほとんど変わっていないにもかかわらず、はるかに温かさを感じさせるようになっている。

 それにしても、ドビュッシーがこんなにすばらしい演奏になるとは予想しなかった――特にフィナーレの昂揚と緊迫感。

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