2024-03

2007・6・19(火)ラファウ・ブレハッチ・ピアノ・リサイタル

    東京オペラシティコンサートホール  7時

 バッハの「イタリア協奏曲」と、リストの「演奏会用練習曲」3曲、ドビュッシーの「版画」、と配列された前半のプログラムでは、ある程度端正な様式が保たれており、キラキラ光る音色が随所に散りばめられた演奏が実に瑞々しく、彼の成長を感じさせた。

 後半はショパンだが、「舟歌」は激しく叩きつけられるような演奏で、まるでコンクリートの護岸をガラガラと走るかのようなイメージを得てしまった。そのあとの作品62の2曲の夜想曲と「前奏曲集」13~24番も概ね元気一杯というか、既存のイメージに敢えて叛旗を翻して荒っぽい口調で話してみせるショパンといった印象。
 現代ポーランドの若い演奏家は、巨人ショパンの存在をこのように描きたくなるのだろうか。まあ、理解できるような気もするが。

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