2024-03

2007・5・26(土)ユーリ・テミルカーノフ指揮読売日本交響楽団

    東京芸術劇場コンサートホール  2時

 チャイコフスキー・プロで、「胡桃割人形」第2幕のハイライトと第4交響曲。こういうレパートリーは、流石にテミルカーノフの本領発揮だ。
 前者でのチャイコフスキーのオーケストレーションは実に名人芸の域に達していると思うが、それをテミルカーノフは実に見事に響かせている。冒頭部分など、まさにこれこそがロシアの華麗な色彩に満たされた音楽だとうっとりさせられたほどである。

 「4番」では、ファンファーレの中の一つの音符を少し引きずるようにして変化を持たせており、単調な音の繰り返しを避けているところなど、流石の練達の業である。第3楽章での各セクションの対比の際立たせ方もさすがの手腕。フィナーレは壮烈に速いテンポで押した。読売日響の第1ヴァイオリンの鳴りは、とりわけ見事。うしろのプルトの方が強大な音を出しているような感もあったが━━。

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