2024-03

2018・12・18(火)アラン・ギルバート指揮東京都交響楽団

     東京芸術劇場 コンサートホール  2時

 プログラムの第1部には、R・シュトラウスの交響詩「ドン・キホーテ」。第2部がビゼーの「カルメン」からのギルバート自身の編纂による組曲と、リムスキー=コルサコフの「スペイン奇想曲」。━━つまり今日の隠しテーマはスペイン、ということなのであろう。

 「ドン・キホーテ」は、オーケストラは少々ごつい表情という感もなくはなかったが、聴きものはやはりターニャ・テツラフのチェロだ。
 ラ・マンチャの騎士を描くには少々表情が細かいかなと思われるものの、彼女の演奏する姿を眺め、その演奏を聴いていると、あまり標題音楽的要素を意識せず、ただチェロとオーケストラによる大規模な変奏曲というイメージで愉しむという気分になる。それは、彼女がしばしばトゥッティにも加わって弾くという光景が見られた所為もあったかもしれないのだが。
 なお、今日のこの曲の演奏では、ヴィオラの鈴木学がソロとしてフィーチャーされ、コンサートマスターの四方恭子もソロで加わった。

 後半の2曲では都響のソロ陣が賑やかに活躍。「闘牛士の歌」他では、トランペットがブルース風の音色で甘く吹いてみせたのが、何か愉快な感。定期ではあったが、マチネーの所為か、多少「名曲コンサート」的な雰囲気も。

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