2024-03

2008・11・6(木)METライブビューイング R・シュトラウス「サロメ」

  新宿ピカデリー

 もちろんシネマ上映。午前10時からの試写会を観る。
 松竹配給による新シーズンのプログラム第2弾が、この「サロメ」だ。

 ユルゲン・フリム演出で、2003~4年のシーズンに制作されたプロダクション。プレミエの時にはゲルギエフが指揮しており、私も当時手がけていた「ミュージックバード」の「メトロポリタン・オペラ・ライヴ」で放送したことがある。今回の指揮はパトリック・サマーズで、音楽的にはだいぶ薄味になった。
 サロメはプレミエ時と同様、カリタ・マッティラ。歌唱面では文句ない――が、言っちゃ何だが、この種のオペラではあまりアップで観ない方がいいかも。

 フリムの演出は、METの方針に合わせたか、所謂安全運転タイプで、気軽に観るぶんには過不足ないだろう。それゆえ、新味もない。「7つのヴェールの踊り」もたいしてどうということはないけれど、最後の決めのところはいかにも場末のストリップ・ショウ的な、野暮ったいセンスで興醒めも甚だしい。カメラが意図的に逃げてくれたのが幸いだ。
 ユハ・ウーシタロ(ヨカナーン)が物凄い馬力。他にキム・ベグリー(ヘロデ)、イルティコ・コムロジ(ヘロディアス)ら。

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