2024-02

2006・4・26(水)エフゲニー・キーシン・ピアノ・リサイタル

     サントリーホール  7時

 ベートーヴェンのソナタの「3番」と「告別」、後半はショパンの4つのスケルツォ。
 緊密に構築された演奏のベートーヴェンは卓越している。若手の中でも今日これだけ衒いも小細工もなく正面から作品に取り組んで見事に楽譜を再現するピアニストはそう多くはないだろう。ショパンではこれに激情が加わり、作品は強烈な意志を以て再現される。その緊張感は時に息苦しくなるほど強靭だが、これを一貫して保てるのもキーシンならではの力量だ。
 夏のザルツブルク音楽祭で、この若さで、しかも大劇場でリサイタルを連続して開催できるのも、彼が如何に同世代で傑出した存在であるかということを証明しているだろう。

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