2024-03

2005・3・7(月)エリアフ・インバル指揮ベルリン交響楽団

      サントリーホール  7時30分

 マーラーの「交響曲第9番」1曲のみのプログラム。

 この顔合わせでは、さすがにこの1曲では集客が苦しいと見え、6割くらいの入りだ。しかし来ていたお客は、すべて熱心であった。全曲終了後にもフライングをするような不心得者は一人もいなかった。

 演奏は、どちらかといえば自由な趣のあるもの。アンサンブルもそれほど緻密ではないが、いかにもドイツの良き時代の面影を残すオーケストラらしく、味わい深い音楽を創ってくれる。近年楽員の世代交代が大幅に行なわれたとプログラムにはあるが、そこが伝統の強みというのか、あのコンツェルトハウスのアコースティックをそのまま感じさせるオーケストラである。もちろんそこには、インバルのコンセプトが大きく影響しているのだろう。
 音色は、これもどちらかというと濃厚なものだ。適度に重く、適度に粘液質なマーラーである。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | HOME |  »

























Since Sep.13.2007
今日までの訪問者数

ブログ内検索

最近の記事

Category

プロフィール

リンク

News   

・雑誌「モーストリー・クラシック」に「東条碩夫の音楽巡礼記」
連載中