2024-03

2005・4・8(金)ダン・エッティンガー/東フィル定期

     サントリーホール  7時

 たっぷりしたいい音をオーケストラから引き出す指揮者だ。東京フィルハーモニー交響楽団も久しぶりに大らかに、かつ豪快に鳴り響いた。テンポはきわめて遅い方で、ワーグナーの「タンホイザー」序曲など、じれったくなるほど。モーツァルトの「ピアノ協奏曲第21番」では、第2楽章を恐ろしく陶酔的に演奏した。

 だが、ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」ではオケも重厚になり、最後のR・シュトラウスの「ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」では逞しく豪壮になった。ただいかんせん、テンポが全体に単調で、音楽に流動的なものがいささか欠ける。と

 はいえこのエッティンガーという人、オケを巧く鳴らし、音色をつくることに関しては才能がある指揮者だと思われる。東フィルは、もしや彼をシェフにでも迎える気か?

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