2024-03

2005・4・26(火)第6回現代オーケストラ名曲の夕べ

     東京オペラシティ コンサートホール  7時

 かなり長大で作りも大規模な矢代秋雄の交響曲に始まり、静謐な細川俊夫の「回帰」、演奏者の行進曲的足踏みも交じる権代敦彦の「怒りの日/嘆きの日」、寛いだクロスオーバー的な平野公崇の「七つの絵」(抜粋)と続くプログラム構成は悪くない。

 指揮は前2曲を高関健、後半2曲を山下一史が執ったが、肝腎のオーケストラが寄せ集めの「オールジャパン・シンフォニー・オーケストラ」なる怪しげなもので(コンマスが戸澤哲夫で、シティ・フィルが中心だったとはあとから聞いた)雑然たる粗い演奏で興を削ぐ。
 特に「回帰」などはオーケストラの精緻精妙な音色が勝負なのに、こんな演奏では、作品の真価を害わせてしまうだろう。
 主催者の日本オーケストラ連盟は折角の立派な企画を、オーケストラの選定を誤り、その価値を半減させてしまった。

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