2024-02

2004・4・16(金)沼尻竜典指揮日本フィル

     サントリーホール  7時

 早朝7時40分成田に着き、午後2時からミュージックバードで翌日放送のメトロポリタン・オペラ・ライヴの番組を制作するというぎりぎりの作業を行なった後、サントリーホールに向かい、日本フィルの定期を聴きに行く。

 この日は、ツェムリンスキーのオペラ「フィレンツェの悲劇」の演奏会形式上演だ。正指揮者・沼尻の感覚のよさ、オーケストラの音の良さと雄弁さは出色のものだし、クライマックスへ向けての緊迫感もなかなかのものであった。
 沼尻は、やはりこのような近代・現代作品に良さを発揮する。先日の「ルル」の不出来はもちろん東フィルの責任だったが、今日の日本フィルとの演奏では、彼の音楽も冴え渡った。

 3人の歌手も決して悪くはなかったが、最強奏箇所でオケのなかに埋没してしまうのは仕方のないところだろう。
 まあ今日の演奏は、指揮者とオケと字幕とで保った、と言ってもいいかもしれぬ。前半のプログラム、モーツァルトの「ハフナー交響曲」も、きちんと組み立てられた立派な演奏であった。

 最近の日本フィルは、音楽監督の指揮で荒れ、正指揮者の指揮で引き締まる。

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