2024-03

2009・1・22(木)ドミートリー・キタエンコ指揮NHK交響楽団

  サントリーホール

 「エグモント」序曲に、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番、「悲愴交響曲」。
 いささかの芝居気も誇張もなく、ひたすら生真面目にスコアに取り組む、といったタイプの演奏だ。スリリングな面白みはないけれども、「悪達者なケレン」の全くないところが構えずに聴けるゆえんか。「悲愴」の第1楽章再現部での息の長い昂揚、第4楽章後半での我意のない詠嘆の表情など、悪くなかった。

 協奏曲でのソロは上原彩子。最近の彼女の進境は著しい。今日はちょっと重い演奏にも感じられたが、キタエンコとN響の地味な演奏の中にあって、唯一明るく輝いた音楽だった。

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