2024-03

2021・7・22(木)大室晃子ピアノ・リサイタル

    東京オペラシティ リサイタルホール  2時

 東京藝大を卒業後、フライブルク音楽大学、シュトゥットガルト音楽&舞台芸術大学院等に学び、後者ではピアノ科助手なども務めた経歴を持つ大室晃子のリサイタル。コロナ禍のため延期を2度も余儀なくされていたリサイタルが、今回実現の運びとなった。

 プログラムは━━大室さんによれば「ファンタジー」をキーワードにして組まれたものとのことで、フランソワ・クープランの「バッカスの宴」、リストの「バラード第2番」、ドビュッシーの「映像」第2集、ベートーヴェンの「月光ソナタ」、シューマンの「幻想曲」という選曲。アンコールはシューマン=リスト編の「献呈」。

 私は彼女のリサイタルを聴くのは初めてだったのだが、予想していたよりも骨太な、豪壮な演奏をするのには驚いた。シューマンの「幻想曲」などは、クララへの愛を秘めたファンタジーというよりも、この曲の最初のコンセプトだったベートーヴェンへのオマージュというニュアンスの方が強く感じられるような構築で、すこぶる興味深かった。

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