2024-03

2022・2・8(火)角田鋼亮指揮東京フィルハーモニー交響楽団

      東京芸術劇場 コンサートホール  2時

 都民芸術フェスティバル参加公演で、オーケストラ・シリーズのひとつ。今年は都内のプロ・オーケストラ8団体が出演している。すでに日本フィルと東京交響楽団が、それぞれ粟辻聡、齋藤友香里の指揮で演奏会を行なっており、今日が第3弾ということになる。 
 今日のプログラムは、小山実稚恵をソリストに迎えてのラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」と、リムスキー=コルサコフの交響組曲「シェラザード」。

 ナマのオーケストラを聴いたのは2週間ぶりになる。そのせいかどうかわからないが、オーケストラの音が恐ろしく大きな音に感じられたのには驚いた。小山実稚恵のピアノも同様で、ラフマニノフの冒頭、クレッシェンドして頂点に達した瞬間にはホールが圧倒されるような思いになったほどだ。やはり暫くのブランクがあったおかげで、あらゆることが新鮮に感じられたのかもしれない。

 いや、こんなことを言ったら、今日の演奏者たちに失礼になるだろう。小山実稚恵のピアノはやはり豪壮で強靱で、ラフマニノフの音楽をそれに相応しい形で聴かせてくれた。角田鋼亮指揮の東京フィルも、ごつごつして潤いに不足していたけれども、かなり開放的な演奏だったのではないか。アンコールのハチャトゥリヤンの「レズギンカ」は、曲が曲だけに、それが長所となっていただろう。

 客席はほぼ満員。それも高年齢層が多い。オミクロンの妖雷が声を為す世相の中でも、負けてたまるかと生きる人々がこんなにいるのだと鼓舞されるような気持。

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