2024-03

2022・4・30(土)「近江の春」びわ湖クラシック音楽祭(2)
「プリモ登場」宮里直樹と河原忠之

          滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 小ホール  0時30分

 今回の音楽祭は、大ホールと小ホールで演奏会が行われ、中ホールではオーストリア政府観光局の協力による映像上映やグッズ販売などが開催されている。とにかく大変な人出なのは目出度い。当節、公演が予定通り開催され、しかも人出で賑わっているなら、それだけでも成功と思わねばなるまい。
 しかも今日は快晴好天なので、ホールから望む琵琶湖と周辺の緑や、坂本や比叡山の遠景などは、全く嘆賞したくなる美しさだ。

 さてこちらのリサイタルは、河原忠之の練達のピアノに支えられての、テノールの宮里直樹の満々たるパワーの歌唱だ。ヴェルディの「リゴレット」と「ルイ―ザ・ミラー」、プッチーニの「蝶々夫人」、グノーの「ロメオとジュリエット」および「ファウスト」からのアリア等が歌われた。

 すべてフル・ヴォイスで歌われたこのテノールの声には、このホールはいかにも小さすぎるだろう。それも、まるまる45分間、休みなしだ。「歌う方も結構疲れますが、聴く皆さんもお疲れになるでしょう」と宮里ご本人もステージから喋って満員の客を笑わせていたが、正直なところ私も耳がびりびりとして来た。
 しかも彼はそのあと、アンコールとして、ドニゼッティの「連隊の娘」からの、例のあの「ハイ・C」を連発するアリアを歌ってみせたのだから、その馬力たるや物凄い。

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