2024-02

2022・12・2(金)トマーシュ・ネトピル指揮読響&ムローヴァ

        サントリーホール  7時

 エッセン歌劇場とエッセン・フィルの音楽総監督を務めるチェコ出身の指揮者、トマーシュ・ネトピルが3年ぶりに客演。
 ショスタコーヴィチの「ヴァイオリン協奏曲第1番」(ソリストはヴィクトリア・ムロ―ヴァ)、モーツァルトの「交響曲第25番ト短調」、ヤナーチェクの「狂詩曲《タラス・ブーリバ》」を指揮した。コンサートマスターは日下紗矢子。

 ネトピルは、今回は読響を2種類のプログラムで3回指揮したが、私はスケジュールの関係で、今日の演奏会しか聴けなかった。だが前回の客演(☞2019年11月24日同11月29日)で聴いたのと同様、やはりいい指揮者だという感を強くする。
 2008年にバイエルン州立劇場で初めて彼の指揮を聴いて以来、そのキレのいい指揮に惚れ込んで盛んに応援記事を書いていたのだが、初来日で指揮した新国立劇場の「さまよえるオランダ人」が惨憺たる出来だったため、日本での評価がさっぱり上がらないのをもどかしく思っていた。それが前回の読響客演で払拭され、今回の客演で聴衆の大拍手を浴びることができたのから━━ひとごとながら━━嬉しい限りである。

 今日も、モーツァルトとヤナーチェクの作品での演奏は、デモーニッシュな荒々しさが率直に歯切れよく、しかし決して形を崩さずに表出されたもので、極めて説得力に富んでいたと言えるだろう。ショスタコーヴィチの協奏曲では、ムロ―ヴァのソロとともに、過度に攻撃的にならぬ均整のとれた演奏が聴けた。なおムローヴァは、浜離宮朝日ホール開館30周年記念演奏会などへの出演のために、11月中旬から来日していた。

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