2024-02

2022・12・15(木)Richard Wagner「わ」の会コンサートvol.8

       角筈区民ホール  7時

 ワーグナーを愛する日本のオペラ歌手たちが集まり、ピアノとの協演ながらその作品の抜粋を演奏して行くムーヴメント。ワーグナー生誕200年にあたる2013年に旗揚げして以来、今回で早くも8回目を数える。
 「わ」とはワーグナーの「ワ」、みんなの「和」、「ニーベルングの指環」の「環」、平和の「和」(これは入っていなかったかな?)など、いろいろな意味を含んでいることはこれまでにもその都度書いた通り。会の代表と演奏の指揮は、新国立劇場でも活躍している城谷正博である。

 今年の演奏曲と出演者は次の通り━━。
①「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から「ニワトコのモノローグ」と、それに続く「ザックスとエファの対話」(友清崇、宮城佐和子)。
②「ワルキューレ」第1幕から「ジークムントとジークリンデの場」(片寄純也、鈴木麻里子)
③「ジークフリート」第1幕から「さすらい人とミーメの場」(大塚博章、伊藤達人)。
④「ローエングリン」第2幕から「エルザとオルトルートの場」および第3幕の幕切れ場面(渡邊仁美、池田香織、伊藤達人)。
 ピアノは①②が三澤志保、③④が木下志津子。

 ピアノ伴奏ながら、歌唱は全て全力投球だ。こんな230席程度のホールでのコンサートでも、大劇場で歌うのと同じようにフル・ヴォイスで歌う人もいるから、オペラ歌手というのは本当に声が大きいなあ、とつくづく感じ入ってしまうことになる。
 それでも、池田カオリンをはじめ、このムーヴメントの中心となっている人たちは、最近は声を巧く使って、耳にびんびん来ない響きで声を朗々と高鳴らせる術を心得ておられるようである。

 なお、新しく加わった歌手たちの中で、ジークリンデを歌った鈴木麻里子の、まろやかな中にもスケールの大きさを感じさせる歌唱が注目された。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | HOME |  »

























Since Sep.13.2007
今日までの訪問者数

ブログ内検索

最近の記事

Category

プロフィール

リンク

News   

・衛星デジタル音楽放送
ミュージックバード(エフエム東京系) 121ch THE CLASSIC
「エターナル・クラシック」
(毎週日曜日 12:00~16:00放送)出演

・雑誌「モーストリー・クラシック」に「東条碩夫の音楽巡礼記」
連載中