2024-03

2009・3・8(日)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団

   東京芸術劇場 マチネー

 何といっても目玉はやはりこれ、ブルックナーの「第1交響曲」だ。
 やや雑然として荒々しく、作曲者自ら「小生意気な小僧」と呼んだほど勢いだけはさかんなこの交響曲――それを無理やり体裁を整えることなく、ありのままに演奏すれば、かようにエネルギッシュな魅力に富んだ作品となる。
 ありのままと言ってもそこはスクロヴァチェフスキ、特に後半2楽章でオーケストラをぐいぐいと引っ張って行く精神力は、まさに物凄い。84歳で、暗譜で、これだけの音楽を創る人なのだ――彼は。

 プログラムとしては他に、ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第27番」。後者のソロはアンヌ・ケフェレック。
 読売日響は、アンサンブルとしては些かゲネプロ・レベルの演奏だったが、明日のサントリーホールでの演奏は定期だから、もうちょっとは纏まるでしょう。

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