2024-03

2023・5・6(土)ラ・フォル・ジュルネ3日目(最終日)
ベートーヴェンと太鼓の邂逅

     東京国際フォーラム ホールC  8時30分~9時30分

 こちらはおなじみ林英哲と「英哲風雲の会」を中心に、ピアノの江口玲が共演したコンサート。

 プログラム(1枚の紙片)には、林英哲の「コーネルの箱」より、組曲「若冲(じゃくちゅう)の翼~冲しきが若きも~」、ベートーヴェンの「寿ぎの歌(太鼓構成・林英哲)という3曲が記載され、最後の曲については「ベートーヴェンの歓喜の歌のメロディに合わせて太皷が演奏される」という解説が載っているが、少なくともこれらの曲に関する限り、それに該当する個所は存在しない。
 ピアノと太鼓がダブるのは、江口玲が「月光ソナタ」全曲を弾き、その第1楽章で太鼓が弱音のトレモロを繰り返すところだけだった。

 結局、私が圧倒されたのは、やはり林英哲と4人の太皷ユニット「風雲の会」の演奏部分である。鍛え抜かれた肉体から生まれる強大な音、地軸を揺るがすような音の壮大荘重な儀式。これだけが全てを語りつくす。

 この演奏会が終ったのが9時半頃だが、まだホールAでは「第9」のさなかであり、ホールCではパスカル・アモワイエルと加藤昌則が「ベートーヴェン風即興サロン」をやっている。レストランやパブは煌々と明かりを灯して雑踏している。どうやらコロナ以前に戻って来た雰囲気で、それが嬉しい。

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