2024-03

2023・5・28(日)「生誕100年バースデー!リゲティに感謝を込めて・・・・」

      トッパンホール  7時

 トッパンホールの意欲的な企画、ジェルジ・リゲティの生誕100年の誕生日(今日)に因み、2日間にわたり開催される演奏会。

 今日はその初日で、プログラムは、前半にクァルテット・インテグラが「弦楽四重奏曲第1番《夜の変容》」を演奏、川口成彦がチェンバロのための作品3曲(「ハンガリー風パッサカリア」「ハンガリアン・ロック(シャコンヌ)」「コンティヌウム」)を演奏、後半にトーマス・ヘルが「ピアノのためのエチュード第3巻」(全4曲)と「同第2巻」(全8曲)を演奏するというものだった。

 冒頭に置かれた「夜の変容」が刺激的で面白い。そもそもリゲティが既にハンガリー時代の1954年にこういう曲を書いていたこと自体が驚きで、こんな「規格外」で急進的な音楽を書く青年が共産主義体制の中に居られるはずはなかった、と改めて思わせるような作品でもある。日本の若い弦楽四重奏団、クァルテット・インテグラの演奏がまた実に鮮やかだ。今夜のプログラムの中では、これが最も強烈な印象を与えてくれた作品と演奏であった。

 なお川口成彦は、1曲目を「1段イタリアン Martin Skowroneck 1980年製作」(中全音音律に調律)のチェンバロで、2曲目と3曲目を「2段フレンチ P.TaskanモデルMatthias Kramer 2002年製作」(平均律に調律)のチェンバロで、という具合に弾き分けていたが、これは作曲者の意図を汲み取ったものの由。

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クァルテット.インテグラ!

クァルテット.インテグラの公演が、関西では、9月18日、京都コンサートホールであるそうです。リゲティ生誕100年ということで、「夜の変容」を拝聴できるといいなあ。楽しみです!

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