2024-03

2023・6・23(金)ラハフ・シャニ指揮ロッテルダム・フィル

      サントリーホール  7時

 久しぶりにロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団を聴く。10年ぶり、当時の首席指揮者ヤニック・ネゼ=セガンと来日した時(☞2013年1月31日2月10日)以来になる。

 今回は、現在の首席指揮者ラハフ・シャニとの来日公演だ。
 プログラムは、シャニ自身がオーケストラ用に編曲したメンデルスゾーンの「無言歌」からの「失われた幸福Op.38-2」と「ヴェネツィアの舟唄第1番」と「紡ぎ歌Op.67-4」に始まり、諏訪内晶子をソリストに迎えたチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」、ブラームスの「交響曲第1番」。
 アンコールとしては、ヨハン&ヨゼフ・シュトラウスの「ピッチカート・ポルカ」が演奏された。なお諏訪内のソロ・アンコールは、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番」からの「ジーグ」。

 いいオーケストラだ。弦もしっとりして美しいし、管楽器群の音色の良さも印象に残る。 
 オランダの名門オーケストラからこのような響きを引き出しているラハフ・シャニは、たしかにただものではないだろう。テルアビブ生れの、未だ34歳。欧州の指揮界注目株の最右翼のひとりと言われるだけのことはある。

 チャイコフスキーの協奏曲では、ソリストと呼応しての盛り上げ方、持って行き方の巧さが目立つ。一方ブラームスの交響曲では、まるで巨大な室内楽といった趣きの緻密な音の構築が素晴らしい。これほど内声部の交錯が明晰に、しかも瑞々しく繰り広げられて行った演奏は、めったに聴けないものだろう。

 諏訪内晶子のチャイコフスキーも久しぶりに聴いたような気がする。これも胸のすくような演奏だ。清澄な音色の中に燃え上がる情熱を迸らせた━━などと言ったら月並みな表現になるが、聴き手を昂揚させるものがある。第1楽章が終ったとたんに拍手が起こってしまったのも、無理からぬことと思われる。

コメント

大阪で拝聴しました!

大阪のフェスティバルホールでの公演を拝聴しました。プログラムは、メンデルスゾーンの無言歌、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と交響曲第6番「悲愴」。私、ロッテルダムフィルは初めてなのですが、実力あるオケですね。エネルギッシュな演奏を引き出しているマエストロ ラハフ シャニも凄い!ヴァイオリン協奏曲では、諏訪内晶子さんの情熱的な演奏が感動的でした!拝聴できて良かったです!終演後、出待ちをしたのですが、マエストロのお人柄の良さに触れました。Bravi!!

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