2024-02

2023・7・7(金)オルガ・シェプス ピアノ・リサイタル

      トッパンホール  7時

 先日、スワロフスキー指揮するスロヴァキア・フィルと協演してラフマニノフを弾いていたモスクワ生まれでドイツ在住の女性ピアニスト、オルガ・シェプスが、リサイタルを行なった。
 プログラムは、前半にベートーヴェンのソナタを2曲、「悲愴」と「第31番作品110」と、後半にショパンの4つの「バラード」を置いたもの。

 私は何故かこのホールでピアノを聴くと、その音が会場の空間容積(?)に納まり難いようなタイプのピアニストばかりに出逢ってしまうのだが、今日のオルガ・シェプスも同様で━━まるでラフマニノフの如きショパンが立ち現れて来たのには、些かたじろいだ。ベートーヴェンのフォルティッシモより、ショパンのフォルティッシモの方が強い、という解釈にはどうも納得しかねるのだが‥‥。

 もしそれが意図的なものであるのなら、ショパンの音楽を所謂「叙情詩人」的なイメージから解放し、強靭な意志を備えた、怒れるポーランドの志士とでもいったイメージで描き出そうとでもいうコンセプトなのかもしれないが‥‥彼女には彼女の考えがあるのだろうが。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | HOME |  »

























Since Sep.13.2007
今日までの訪問者数

ブログ内検索

最近の記事

Category

プロフィール

リンク

News   

・衛星デジタル音楽放送
ミュージックバード(エフエム東京系) 121ch THE CLASSIC
「エターナル・クラシック」
(毎週日曜日 12:00~16:00放送)出演

・雑誌「モーストリー・クラシック」に「東条碩夫の音楽巡礼記」
連載中