2024-02

2023・7・23(日)フェスタサマーミューザKawasaki サマーナイト・ジャズ

     ミューザ川崎シンフォニーホール  5時

 宮本貴奈の「ミューザ川崎シンフォニーホール・アドバイザー就任記念スペシャル」と題したコンサートを聴く。

 私もジャズは好きだが、全然詳しくないので、ナマを聴く機会はほとんど得られないでいる。
 だが私とて昔は、デューク・エリントンのビッグバンドもよく聴いたものだし、デイヴ・ブルーベックの「ブランデンブルク・ゲート」に陶酔したこともある。1966年のジョン・コルトレーンの来日公演を聴いたというのは、些か自慢できるだろう(但し白状するが、彼が転向したばかりのフリー・ジャズはさっぱり解らなかった)。
 いや、それよりも、古い話だが子供の頃、住んでいた目黒の家の窓からは、当時駐留軍の宿舎だった雅叙園観光ホテルの屋上にある「コーヌコピア」というダンスホールが見え、夏はそこでグレン・ミラーの音楽が毎晩ナマ演奏されているのを聞いていたこともあった。

 そんなこともあって、ジャズは、私にはどちらかといえば懐かしさの方が先に立つ音楽なのである。
 とはいえ、今日のコンサートで演奏されたジャズは、それらのいずれとも異なるのは言うまでもない。出演者はピアノ&ヴォーカルの宮本貴奈を中心に、ベースのパット・グリン、ドラムスのデニス・フレーゼの他、小沼ようすけ(g)、エリック・ミヤシロ(tp)、本田雅人(sax他)、中川英二郎(tb)、SUGIZO(Electric vn)、八神純子・佐藤竹善(vocal)という人たち。

 15分の休憩2回を含む2時間45分の長いコンサートだったが、練達の奏者たちの演奏のおかげで結構楽しかったし、第3部で特集されたバート・バカラック(今年2月に逝去)の作品集などは、50年前の懐かしい思い出や遣る瀬ない(!)思い出などを呼び覚ましてくれた。

 感動したのは、八神純子のナマ歌をほぼ40年ぶりに聴き、彼女の声が今なお健在であるのを知ったことであった。まして彼女が当時エフエム東京から「リスナーズグランプリ・FM東京最優秀新人賞」を贈られた曲「みずいろの雨」を、今日のコンサートでジャズ風アレンジにより見事に歌うのを聴けたとは、まさに感慨無量。
 というのも、当時は私も同局の編成担当スタッフとして、ニューミュージック(懐かしい言葉ですな)の番組なども盛んに制作管轄していたからである‥‥。

 かように、ジャズの分野には全然詳しくない聴き手は、演奏を聴きつつも、ただひたすら勝手な思い出ばかりに耽っているのであった。

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