2024-03

2023・9・7(木)林光:「浮かれのひょう六機織唄」

       俳優座劇場  7時

 オペラシアターこんにゃく座が上演する、林光作曲、若林一郎台本によるオペラ「浮かれのひょう六機織唄(はたおりうた)」。
 1977年に観世栄夫演出により中央会館で初演された作品だが、今回の上演は、こんにゃく座としてはほぼ45年ぶりの再演になる由。

 7日から10日まで、計6回の上演で、演出は大石哲史。主役陣はダブルキャストで、今日は金村慎太郎(ひょう六)、高岡由季(お糸)、川中裕子(お縫)、彦坂仁美(おっ母あ)、佐山陽規(庄屋)、他。演奏はピアノ(服部真理子)のみである。

 ストーリーはコミカルな人情噺で、女口説きを得意とする色男ひょう六が、庄屋に説得され、村の窮状を救うために他村の腕利きの機織娘・お糸を誘惑して拉致して来ようとするが、ものの見事に失敗。だが思わぬ展開によりハッピーエンドになるという流れになるという、いかにも民話的でヒューマンな2幕・90分ほどの長さの「歌芝居」である。

 お糸の見送りを受けてひょう六がお縫を連れていそいそと故郷へ戻るラストシーンでは、客席から拍手が起こる。いかにも民話オペラという感だ。不思議な懐かしさを呼び覚ますこの歌芝居を観ながら、私は何となく1973年に大分で観た清水脩の「吉四六昇天」(立川清登主演)のことを思い出していた。

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