2024-03

2023・11・25(土)東京芸術劇場の「こうもり」

       東京芸術劇場 コンサートホール  2時

 先日、びわ湖ホールで上演された(☞2023年11月19日)阪哲朗指揮、野村萬斎演出の「こうもり」と同一プロダクションで、歌手陣は全く同じ。但しオーケストラはザ・オペラ・バンドに、合唱は二期会合唱団に変わった。

 びわ湖ホールと違ってこちらはコンサートホールだが、舞台美術(松井るみ)や、黒子集団が手際よく小道具をアレンジして行くシステムもほぼ同じに出来ていた。共同制作オペラとして巡回公演をするのに便利なよう、巧くつくってあるのだろう。

 詳細は先日の項で書いてしまったので━━ネタバレは避けると言いながら、結構細かいところまで書いてしまったようで━━今日はその他の細かいことを一つ二つ。
 まず黒子が舞台の雛壇のようなものを運んできて、拡げたり積んだりする所作を、第2幕の序奏個所などでは音楽とぴったり合わせているところ。足で道具をぱっと蹴上げるのと、曲がどんと最強音でリズムを入れるのがぴたりと合っているさまには笑い、感心させられた。演出指導か、所作指導(伊佐山明子)によるものかは判らないけれども、細かいところに趣向を凝らしている舞台だと思う。

 東京のお客さんの反応は、意外に柔軟だった。「カエルの歌」の替え歌の輪唱に参加した歌声が少なくなかったのには驚いたが、今日は所謂オペラ・ファンだけでなく、広い層のお客も多かったのだろう。席は完売に近かったそうな。
 5時5分終演。

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