2024-03

2010・1・8(金)大友直人指揮東京交響楽団定期

  サントリーホール

 英国の作曲家グラハム・フィトキン(1963~)のピアノ協奏曲「RUSE」の日本初演。「委嘱新作」となっているので、東響の委嘱かと思ったのだが、詳細は記されていない。ソリストは、キャサリン・ストット。

 これはソロ・ピアノ及び弦5部とティンパニ2人のための20分ほどの作品。ティンパニとピアノがそれぞれ奏するリズミカルな短いモティーフが基盤となって展開されて行く。
 作曲者のコメントを読むと「不安定の中の不意の変化」が強調されているが、それは概してソロ・ピアノのパートのみに聴かれる特色だろう。弦楽器群にあってはむしろ叙情的な流れが優勢になっているため、全体としては美しい作品という印象が残る。

 その他の曲目は、シューマンの「序曲、スケルツォとフィナーレ」およびベートーヴェンの第7交響曲。いずれも平穏で穏当な演奏。「7番」ではオーボエが強力。

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