2024-03

2010・1・30(土)ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」(第4日)
リーズ・ドゥ・ラ・サールのリサイタル

   サル・フランショーム(フランコム) (21時30分~22時20分)

 予定では21時開演だったが、前のコンサートが延びたため、こちらの開演も遅くなった。その間を縫って会場内のレストランに飛び込み、サラダ中心の夕食を手っ取り早く済ませる。

 ショパンの「4つのバラード」と「ソナタ第2番 葬送」を弾いたリーズ・ドゥ・ラ・サールは、楚々とした美女だ。
 音も実に綺麗だが、フォルテをあまりに叩きつけ過ぎる上に、その音色が単調なので、聴いているうちに飽きが来る。「バラード」など、こんなに怒号されてはたまらない。ただ、「葬送行進曲」での、冷たい白色の光の中で直線的に伸びる明快な音のパワーは、聴き手に一瞬息を呑ませるものがあったのは事実だ。
 音楽のスケールは充分に大きいので、年齢と経験によって表情の精妙さや色合いの変化が加わればたいへん魅力的なピアニストになるだろう。

 このあともこのホールではアレクサンドル・メルニコフとアレクサンドル・ルンディンのデュオがあり、また他のホールでも「ワルシャワ、ウィーン、パリのショパン」大規模なコンサートや、デジェ・ラーンキとエディト・クルコンのデュオによるリストの「ファウスト交響曲」ピアノ版といった魅力的なプログラムが深夜まで続いていた。私のトシでは、そうそう体力が保たぬ。

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