2024-03

2010・5・2(日)東京のラ・フォル・ジュルネ   ルイス・フェルナンド・ペレス・リサイタル 

   東京国際フォーラム ホールD7(フランコム)  3時15分~4時05分

 先日のナントで初めて聴いて以来、すっかり惚れこんでしまったスペイン出身のルイス・フェルナンド・ペレスの演奏。
 日本では未だ知られていないから、公式ガイドブックでの紹介でも小さなスペースしか与えられていない。だが彼は、近いうちにきっと、サントリーホールを満席にするだろう。

 この回のコンサートでは、バラード第1番、ワルツ作品70-3、ノクターンの作品27の2曲と48の2曲、ホ短調のワルツ、およびスケルツォ第3番が弾かれた。
 ホールのピアノとの相性のせいか、1曲目の前半は演奏にやや精彩を欠いたが、間もなくペレス特有の切り込みの鋭いピアニズムが全開して行った。その演奏には、恐るべき緊迫感――聴き手の全神経をおのれの音楽に集中させてしまう力が備わっている。「作品48の1」の中間部など、これだけ筋金入りの凄味を利かせた演奏は、そうは多くないだろう。――なおこの人は、「作品48のノクターン」を弾く際には、必ず「第2番」を先に弾く習慣があるらしい。ナントでもそうだった。

 初日は、このコンサートだけを聴く。たまたま少し風邪気味だったせいもある。
 ショップでペレスの「ノクターン第1集」のCD(MIRARE原盤、キングインターナショナル)を見つけ、購入して帰ったが、早速聴いてみると何とこのCD、録音が逆位相(!)という、常識では考えられない欠陥商品だった。クレームをつけなければならない。

 どなたかに伺いたいことが一つ。フランス人チェリストFranchomeを、なぜフランショームでなくフランコムと表記するのでしょうか。ものの本によると「昔はフランショームと表記したが、最近では学会でもフランコムと表記するようになっている」とあったが、その理由を教えていただければ幸いです。
 

コメント

フランス語の「自由民」という意味と同じ語で、発音は一般に「フランコム」ないし「フラコム」となります。二つの語に別れる場合のみ「フランショーム」ないし「フラショーム」です。

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