2024-03

2010・5・3(月)ラ・フォル・ジュルネ 小山実稚恵リサイタル

 東京国際フォーラム ホールB7=ドラクロワ  午後8時~8時45分

 878席の会場はほぼ満員。最後列で聴いたが、ピアノの音色はかなり暗みを帯びて聞こえる。モノ・トーンといってもいいような音色だが、小山実稚恵の音は、本来はこんなものではないはず。おそらくこれは、この会場の音響と、楽器と、こちらの座った位置との相乗効果で生れたものだろうと思う。だが少なくともそれが、演奏の印象を左右してしまうことは事実なのである。

 最初の曲目――ノクターンの「作品48の1」など、昨日聴いたペレスのそれと比べると、いかにも自然体で率直で、テンポ運びにも殊更持って回ったところがなく、全く別の作品のようにさえ感じられる。
 どちらが好きかという設問には答えにくい。濃い味と、薄味と、どちらにその日の舌が慣れているかによって料理の好みが変わって来るようなものだから。
 今日はその他に、ワルツ6曲と、バラードの第1番と第4番が演奏された。

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