2024-03

2010・6・30(水)デュフォー&ロジェ デュオ・リサイタル

   浜離宮朝日ホール  7時

 フルートのマチュー・デュフォーと、ピアノのパスカル・ロジェ。
 2人ともパリ生まれで、前者はリヨン音楽院、後者はパリ音楽院出身。

 それゆえ前半のフランス音楽プログラム――フォーレの「幻想曲」、デュティユーの「ソナチネ」、ドビュッシーの「シランクス」(フルート・ソロ)と「沈める寺」(ピアノ・ソロ)、プーランクの「フルート・ソナタ」は、文字通り極め付きのレパートリー。

 だが、デュフォーの骨太な、柔らかいけれども剛直さを備えた、しかも深みのある強大な響きのフルートは、それらの作品に強靭な性格をさえ与えてしまう。さすがシカゴ響首席としても活躍する彼の真骨頂である。後半のプログラム、プロコフィエフの「フルート・ソナタ」になると、デュフォーの音はまるでオーケストラ曲でのソロを思わせるようなスケールの大きさを示すにいたる。

 メイン・プロではやはりデュフォーが目立ってしまう結果になっていたが、まあ、ある程度は仕方のないところか。ロジェの方は12月にも来日してショパンとフランス印象派の作品をやるというから、それを楽しみに待とう。

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