2024-03

2011・2・6(日)シュテファン・ショルテス指揮東京都交響楽団のロッシーニ
作曲家の肖像Vol.81「ロッシーニ篇」

   東京芸術劇場  2時

 ドイツで長く活躍している指揮者だからということで、都響や二期会ではドイツ語読みで「ゾルテス」と表記している。
 が、ハンガリー人だから、「ショルティ」と同じように「ショルテス」の方がいいのではないかと思い、昨年エッセンで聴いて以来、私はこの日記でもショルテスと書いていた。案の定、彼ご本人が来日してから都響事務局が確認したところ、「ショルテスです」だったそうである。

 このショルテスという指揮者、昨年エッセンのアールト音楽劇場で「ラインの黄金」を聴いた時には、演奏時間2時間15分という超高速テンポに度肝を抜かれたものだ。しかしリズム感が抜群なのと、音楽が歯切れよく生き生きしているので、それが決して滅茶苦茶に聞こえない、という良さもあったのである。
 今日の演奏でも、「ウィリアム・テル」序曲の行進曲で弦が飛び跳ねるところなど、すこぶる気持のいいリズムであった。

 演奏されたのは、他に「クラリネットと管弦楽のための序奏、主題と変奏」と「スターバト・マーテル」。クラリネット・ソロは三界秀実。声楽陣は半田美和子(S)小川明子(Ms)望月哲也(T)久保和範(Bs)、晋友会合唱団。

 聴きものはやはり「スターバト・マーテル」。最終曲での直線的で剛毅な演奏の高揚は、実に見事だった。
 それにしても、この曲の最後の個所でのオーケストラの動きは、宗教曲の終結というよりは、まるでオペラの幕切れで「かくてこの主人公は、その数奇で劇的な生涯を閉じたのでありました」と言っているような雰囲気に感じられて、何度聴いても面白い。

 演奏については 音楽の友4月号演奏会評

コメント

ショルテスさんでしたか。今度、二期会のサロメを振る方ですね。そちらでも思いっきりゾルテスとなっていますね。ドイツではドイツ訛りでそう呼ばれていたりするんでしょうかな・・・猫は知らニャい・・・。ショルティ、ショルテス、ショルテンとかって活用するのか?!

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