2024-03

2011・5・4(水)ラ・フォル・ジュルネ プラジャーク弦楽四重奏団

    東京国際フォーラム ホールD7  6時45分

 221の客席を持つホール「D7」は満席。会場の壁は何とも牢獄のように冷たくて圧迫感があって、気分的にも耐え難いが、室内楽を聴くには、大きさも音響も悪くはない。

 プラジャーク弦楽四重奏団がまずシェーンベルクの「スケルツォ ヘ長調」を演奏、次にツェムリンスキー弦楽四重奏団のメンバー2人が加わって、ブラームスの「弦楽六重奏曲第1番」を演奏するというプログラム。巧い選曲構成だ。
 2曲とも極めて柔らかい、温かくて美しい演奏で、あたかもハイドンの世界にも似た端麗さをも感じさせる。

 ブラームスのこの六重奏曲へのアプローチの仕方は、彼のこの時代の作風を歴史的に考えれば当を得ていると思われるが、――どうも私は、あの半世紀前のルイ・マル監督の映画「恋人たち」で、切々と燃えるような愛の憧憬として使われた第2楽章の衝撃的な呪縛から未だに脱しきれない世代なので・・・・。
 客席は、沸いた。

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